4/22発売

夏と人形

―A letter from the South－

 

真夜中に響く鐘

手を引かれて歩く道

暗闇を照らす光が

人形たちを躍らせる

湿った空気と熱気の中

私は、ただ、

あの人の話を聞くことが好きだった

 

2022年4月22日（金）

2022年4月23日（土）

2022年4月24日（日）

①【Complete Boxお買い上げの方全員】半年カレンダー

②【50名限定】STRINGS COFFEE ROASTERSのドリップコーヒー（アチェ・ガヨ）プレゼント

③【3日間限定】Tasting Set販売

④【お買い上げ1万円以上】オリジナル保冷バッグプレゼント

●準備のため、4月21日（木）は休業いたします●

 

インドネシア共和国のバリ島産カカオ豆を使用した初めてのコレクションです。

東南アジアのカカオ豆に挑戦するのは、2回目で、最初に手掛けたパプアニューギニア産のカカオ豆は、販売に至ることなく、幻のナンバーとして記録の上にだけ残っています。NANAIRO創業前、最初に扱ったカカオ豆でした。

今回のカカオ豆に出会ったのは、バリ島に住む友人からの紹介でした。「神の島」といわれるバリ島のカカオ豆を、同じように「神の国」と形容される出雲でチョコレートにしてみたい。そんな思いがふつふつとわいてきたのです。

赤いベリーのフレーバーが特徴的なバリ島産カカオ豆を使用した初めてのコレクションです。それぞれ個性豊かなフレーバーを持つカカオ含有率の違う4種のダークチョコレート。それぞれに甘酸っぱい物語を感じ、心の奥にポッと火が付くような、そんなチョコレートに仕上がりました。

ひとかけらのチョコレートがあなたの背中をいつでも押してくれますように。

 

《　シーズナルタブレットについて　》

ブルーベリー、いちご、ラズベリーと、３つのベリーを1枚のタブレットにトッピングしました。

鳥取県産のいちごとラズベリーは、クローバー苺園さんのものを使いました。農薬を極力使わず、手間暇かけて育てられたいちごは、ほかのどの品種よりも飛びぬけて香りがよく、ドライにしてからも濃厚な味と上品な酸味はチョコレートとの相性抜群。大粒のラズベリーも、鮮やかな酸味が心地よく、気持ちを元気にしてくれます。

 

ブルーベリーは、斐川町にある神守の里の神門（ごうど）さんが栽培されたものを使いました。神門さんの農園では、実験的にカカオ豆の殻を肥料に使ってもらっていて、年間200㎏も廃棄処分されていたものが有効活用されるきっかけになりました。もともと有機肥料を使って土壌づくりをされていた神門さん。カカオ豆の殻は、水はけもよく、油粕の1.5倍の肥料効果があるとわかり、工房で排出する殻の9割を無料で回収してくれることになりました。2022年の夏にはカカオ豆の殻を肥料にしたブルーベリーが実をつけます。

 

2020年7月にスタートしたFOOD ACTION PROJECTは、100年先も自然とともに豊かな生活を送れるようにと立ち上げたプロジェクトで、引き続き、出雲の地から素敵な生産者さんや食文化を発信していきたいと思います。

 

《　ホワイトチョコレートについて　》

自社工房でバリ島産カカオ豆からバターだけを絞り出し、新鮮なままホワイトチョコレートに加工しています。毎月限定数のみ作ることで、いつでも新鮮で美味しいホワイトチョコレートをお楽しみいただけます。

生産量を大幅に増やし、売り切れ期間を減らす努力を行っていますが、オンラインストアでの購入制限に引き続きご協力お願いいたします。